チュートリアル

チュートリアル一覧

骨伝導イヤフォンから5分おきに届く振動で「今この瞬間」への意識を呼び戻します。集中力の維持やマインドフルネスの実践に役立ちます。

チュートリアル 1

5分に1回ビート音源で振動させる

ビート音源を使って、5分ごとに短い振動を鳴らす方法を解説します。

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チュートリアル 2

5分に1回トーン音源を鳴らす

トーン音源を使って、5分ごとに短い正弦波の音を鳴らす方法を解説します。

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チュートリアル 1:5分に1回ビートを鳴らす

このチュートリアルでは、Deflektのビート音源を使って 「5分に1回だけ振動を鳴らす」 設定を一から構築します。

5分おきに骨伝導イヤフォンから届く短い振動は、没頭しすぎて忘れがちな「今この瞬間」へ意識を引き戻すリマインダーになります。思考の流れをそっと中断し、体の感覚に意識を向けるこの仕組みは、集中力の維持やマインドフルネスの実践に役立ちます。

完成後の動作

  • 再生ボタンを押すと、5分に1回、骨伝導イヤフォンからビートの振動が届きます。
  • 設定した Tempo・Interval の値によって、間隔を正確にコントロールできます。
  • 間隔は後からカスタマイズ可能です(例: 10分、30分)。

このチュートリアルで設定する値

パラメータ 設定値
ステップシーケンサー ステップ 1 のみ ON(2〜16はOFF)
テンポ 500 ms
間隔 292,000 ms

計算式: 500 × 16 + 292,000 = 300,000ms = 5分

設定手順

1ビート音源設定パネルを開く

セット作成スクリーンにあるビート音源を タップ してビート音源設定パネルを開きます。

ビート音源設定パネル

ビート音源設定パネル

2ステップシーケンサーで「1」のみをオンにする

ビート音源設定パネル上部のステップシーケンサー(1〜16のボタン)で、 「1」だけを黒(ON) にし、残りの「2」〜「16」はすべて白(OFF)にします。

なぜステップ1のみをオンにするのか?

ステップシーケンサーは 16ステップで1サイクル を構成します。オンになっているステップの数が、1サイクル内でビートが鳴る回数になります。

  • ステップを複数オンにすると、1サイクル内に複数回鳴ってしまいます。
  • ステップ1のみオンにすると、1サイクルにつき1回だけ鳴ります。
  • つまり、サイクルの長さをちょうど5分に設定すれば、5分に1回だけ振動させることができます。

操作方法: 各ボタンをタップするとON/OFFが切り替わります。「1」以外のボタンがオンになっている場合は、タップしてオフにしてください。

3テンポ を 500ms に設定する

なぜ 500ms に設定するのか?

① テンポ とは何か

テンポ は「1つのステップが何ミリ秒で進むか」を決める値です。
テンポ = 500ms なら、ステップ1 → ステップ2 → … と、0.5秒ごとに次のステップへ進みます。

② なぜ × 16 なのか

ステップシーケンサーは全部で 16ステップ あります。
その 全てのステップを通過し終えるまでの時間 が、テンポ × 16 で求められます。

0.5秒 × 16ステップ = 8秒(= 8,000ms)

つまり、テンポ = 500ms のとき、再生ボタンを押してから全16ステップを走り終えるまでに 約8秒 かかります。
今回はステップ1だけがON(音が鳴る)で残りはOFFなので、8秒の間に鳴るのは最初の一瞬だけです。

③ なぜ 500ms がちょうどよいのか

5分 = 300,000ms のうち、ステップ再生で使う時間(8,000ms)を除いた残りを Interval(待ち時間) に割り当てます。

300,000ms − 8,000ms = 292,000ms(次のステップで設定)

  • テンポ = 500ms にすることでステップ再生部分を短く(8秒)抑えられ、5分のほぼ全てを待ち時間に使えます。
  • 計算結果の 292,000ms は Interval の上限 999,000ms を超えないため、問題なく設定できます。

操作方法: テンポの表示欄をタップして数値を直接入力するか、スライダーを動かして「500」に合わせてください。

4間隔 を 292,000ms に設定する

間隔 の値を 292000(ms)に設定します。

なぜ 292,000ms に設定するのか?

間隔 は、ステップシーケンサーの 最終ステップ(16番)が終わってから1番が始まるまでの待ち時間 です。

1サイクルの合計時間 = ステップ再生時間 + 間隔 なので、5分(300,000ms)にするには:

300,000 − (500 × 16) = 300,000 − 8,000 = 292,000ms

  • 先ほど設定した テンポ 500ms × 16ステップ = 8,000ms のあと
  • 292,000ms 待ってから次のサイクルが始まります
  • 合計 8,000 + 292,000 = 300,000ms = ちょうど5分 になります

ビート音源設定パネルの各パラメータの詳しい説明は 使い方 4. ビート音源設定 を参照してください。

5再生して5分ごとの振動を確認する

ビート音源設定パネルを閉じ、セット作成スクリーンの 再生/停止ボタン(▶)をタップします。

再生が始まると、まず最初のビートが一度鳴り、その後 約5分の間隔 をおいて再びビートが鳴ります。

確認ポイント

  • 最初のビートが鳴る(ステップ1のON)
  • その後 約8秒間(ステップ2〜16のOFFのステップが進む)
  • 292秒(約4分52秒)の Interval が経過
  • 次のビートが鳴る → 合計 5分サイクル

iPhoneの「自動ロック」設定が有効になっていると、バックグラウンドで音源の再生が停止することがあります。「設定 → 画面表示と明るさ → 自動ロック → なし」に設定することをお勧めします。

間隔をカスタマイズする

5分以外の間隔に変更したい場合は、次の計算式で Interval の値を求めることができます。

計算式

Interval (ms) = 目標間隔 (ms) − ( Tempo × 16 )

Tempo を 500ms のまま使う場合、目標間隔から 8,000ms(= 500 × 16)を引いた値が Interval になります。

目標間隔 目標間隔 (ms) Interval (ms) 上限内?
3分 180,000 172,000
5分(このチュートリアル) 300,000 292,000
10分 600,000 592,000
15分 900,000 892,000

チュートリアル 2:5分に1回トーン音源を鳴らす

このチュートリアルでは、トーン音源だけを使って「5分ごとに短い正弦波の音を鳴らす」方法を解説します。

このチュートリアルで設定する値(例)

パラメータ 設定値 理由・補足
キャリア信号 440Hz(例) 音の高さ。小さくすると低音(波長が長くなる)が鳴るが、間隔制御には使えない
モジュレーター 0Hz 変調なし=純粋な正弦波
倍音 全てOFF 倍音なし=純正弦波
シーケンス ON(推奨) 間隔制御に必須
1行目 On / 1000ms(例) 1秒だけ音を鳴らす(任意で調整可)
2行目 Off / 299000ms 299秒(=5分-1秒)無音

計算式:1行目の時間 + 2行目の時間 = 300,000ms = 5分

設定手順

1トーン音源設定パネルを開く

セット作成スクリーンにあるトーン音源を タップ してトーン音源設定パネルを開きます。

トーン音源設定パネル

トーン音源設定パネル

2キャリア信号を440Hzに設定する

キャリア信号を440Hzに設定します。

3モジュレーターを0に設定する

モジュレーターを0に設定します。

4倍音を全てOffに設定する

倍音を全てOff(無選択)に設定します。

5シーケンスをONにする

シーケンスの1行目をOn、時間を1000 にします。

シーケンスの2行目をOff、時間を299000 にします。

シーケンスの3行目をOff、時間を0 にします。

シーケンスの4行目をOff、時間を0 にします。

iPhoneの「自動ロック」設定が有効だとバックグラウンドで音源の再生が停止することがあります。「設定 → 画面表示と明るさ → 自動ロック → なし」に設定することをお勧めします。